#21 キングダムSP 秦の始皇帝 ― 秦はどのように成長していったのか?

【ポイント】
①秦が強国となった最大の理由は「ルールベースの機能的な組織設計・統治の元祖」でもある法家思想を取り入れ、フルに活用できたため
②始皇帝の100年ほど前の商鞅が秦の国家システムを根底から革新したキーマン
③当時ではキワモノの革新思想であった法家思想を秦が最も導入できのは、ベンチャー国家ゆえ貴族などの既得権益層が他国ほど成熟していないという背景があった


樋口:前回はキングダムの時代背景のお話をいただきましたけども、今回は秦という国はどのようにして成長したのかっていうことについて話していきたいなと思ってるんですけども。


深井:はい。


樋口:どうやって成長していったのかですよ。


深井:一番大きかったのがさっき言ったというか前回言った、法家をフルで生かすことが出来たのがやっぱり秦だったんですね。他の国も法家の採用っていうのはやってるんですけど、秦ほどこう上手く活かせなかったってのがあって。商鞅っていう人がいます。


樋口:商鞅?


深井:商鞅ていうんですけど、商売の商に、あ、もうダメだ。オウがね、説明出来ない漢字なんでアレですけど、商鞅っていう人がいます。この人が秦のですね国家システムをもう根底から、根底から覆して革新させていくってことをやった結果、秦の国力が一気に上がっていくんですよ。これが始皇帝が生まれる100年位前の人。


樋口:ふ〜ん。


深井:だから3、4代位前の人ですね。


樋口:じゃあ直接は会ってないんですよね?


深井:会ってないです、会ってないです。法家。法家ってか商鞅がどういう改革をしていったか。


樋口:興味あるっすね。


深井:なんですけど法家は、ルールで国を運営しましょうっていうことを言ってる人達です。それまで逆に言うと法律とかルールで運営てのはしてなかったんですよ。王様とか貴族がいるんで、その貴族の人達の裁量であるとかその人達の才分に任せられていたところが、その貴族も含めてルールで縛りましょうって言ったんですね。この人が一番目指したのは一言で言うと富国強兵。まず民衆の生産力を上げ戦争に行って戦争で強くし、それで貴族の権力をしかも落として、君主の権力だけを上げていくっていう中央集権を実現しようっていうのが、この商鞅って人がやった改革。具体的に言うと色んなのがあるんですけど、ちょっと少しずつ例を紹介するとですね、一つはまず農業に従事したら、みんな農業に従事しなさいっていう話をしました。当時はやっぱり農業っていうのが産業として一番国力を上げる要になるっていうのは確かにあったので、前回言った諸子百家で色んな人が遊説して喋ってる
みたいな話をしたじゃないですか。だからその時代って結構話すこととか学問することに、意識が向けられた時代でもあったんですよ。


樋口:うーん、頭いいが価値がある。


深井:人類史上初ですよね、そんな状態になってるのが、その状態に対して商鞅はむしろ逆に、もう頭いいとかどうでもいいから全員農業しろって言ってるんですよね。


樋口:農業。


深井:そう、だからちょっと今の感覚からすると有り得ないと思うかも知れないんだけど、愚民政策を地で言ってるんですよ。学問は与えない教養もなくていい、とにかくひたすら全員農業をしなさい。次男、三男、四男がいるんだったら分家して新しい田んぼを開拓しなさいっていうのを法律で定めて、開拓しなかったら罰金みたいな。


ヤンヤン:ある種、のちのヨーロッパの産業革命とかもそうですよね。要は一つの大きな組織、国の中で、それぞれがもうコマになって歯車になって分業した方が、やっぱ結果的に全体としては効率とか生産力が上がっていくじゃないですか。


樋口:そういうことなのか。手足が命令してないのに勝手に走り出したりしたら困るからっていう事ですよね?


深井:そうですね。あとは当時は貴族がそれぞれの土地を治めてたのを中央から官僚を派遣して、その官僚に管轄させるっていうのもこの人が秦で始めた。


樋口:中間管理職を置いたみたいなイメージ。


深井:中間管理職を置いた。その地方の豪族を要は押さえつけて、権力を剥奪していったんですよ。それによって皇帝の命令が全部に行き届くようにしていく。


樋口:え、それまではどういう状態だったんすか。いなかったってことですか。


深井:まあなんかイメージで言うと幕府に近くて、江戸時代とかを想定してもらうと分かりやすいかも知れない。江戸時代には徳川家がいて色んな他にも家がありますよね。長州の毛利とかもいれば薩摩の島津とかもいれば、色んな家がそれぞれの土地で殿様をしてるわけじゃないですか。今の日本って殿様いなくて知事がいますよね。


樋口:はいはいはい。


深井:その知事は今は民主制なんで選挙でアレしてますけど、その知事を中央から派遣されてるようなイメージ。


樋口:ふんふんふん。


深井:そういう制度に切り替えていくことによってその地方の権力を削いで、全ての権力を中央に集中させることによって命令が全部に行き届くっていう風にした。利害が相反しないですよね。


樋口:はいはいはい。


深井:それが地方に殿様がいて中央に王様がいてってそういう風にしてしまうと、下手したらこの地方の王様と中央の王様の利害が一致しないことって往々にしてありますよね。


樋口:はいはい。


深井:それ全体にとってはいいけどこの一部の地方にとってはあまりよくないよ、みたいなことが起こる、みたいなことを強制的に命令出来るようにしていくために、中央集権にしていくということをして。しかも愚民政策で勉強させない、しかも音楽も聞かせない。もう遊ぶの辞めて、遊ぶんだったらその間農業してって言って。


樋口:は〜、マジ奴隷じゃないですか。


深井:そうそうそう、しかも戦争に行けと。とにかく戦争しまくれと。戦争に行って要は首を切ったら、相手の、それでいかにその人の身分が低かろうがあなたは昇級できますと。


樋口:う〜ん。


深井:逆に身分が高いヤツ、そこの身分が高いお前と言って、お前も戦争で首級を上げなかったらもう身分落とすよって言うんですよ。そういう法律をね、マジで制定しちゃうんです。


ヤンヤン:人事評価のルールを作ったんです。


樋口:人事評価のルールを作ったんですね。


深井:人事評価のルールを、商鞅が言ってるのは、末端の民衆でもそのルールを理解して自分で判断出来るレベルの明確さで伝えるということを言ってる。


樋口:KGIを設定するみたいな。


深井:そうですね。KPI、KGIみたいなもんです。そういうことを実際やっていって。僕がね、商鞅の、今の感覚からすると民主主義下の真逆じゃないですか。


樋口:真逆っすよね。


深井:だから僕たちの感覚で言うと悪いヤツなのかなみたいなことを思う人も出てくるかと思うんだけど、僕が商鞅の書いてる本を読んでて、あの人の本残ってるんですよ。本当に書いたかどうか知らんけど商鞅著って書いてある本が残ってて、それ読んで凄いびっくりしたんが彼はね、別に正しいと思ってそれやってるわけじゃなくて、この時代に即した、時代時代に即したやり方があるだろうと。今の時代はこのやり方をしたら富国強兵ができるって
言ってるだけなんですよ。


樋口:へー、それは全然見方変わるな〜。


深井:凄いっしょ?結果的に100年後に、しかもこの人が言ってるのは100年間これ続けたら統一出来るって言ってんの。100年後に始皇帝が統一してんだよ。


樋口:スゲーな。


深井:やばくない?やばいですよ。


樋口:だって統一出来るとか思ってないですもんね、その時代。


深井:誰も統一なんて考えてないんですよ。そうそう、統一って概念ないんですこの時代に。7カ国あるんだけど、その7カ国は自分の国を強くしたりとか領土を獲得していこうっていう思いはあるんだけど、統一って概念はあんまりないんですよ。それってあんまり出てこないじゃないですか。今のイタリアがじゃあ統一しましょうみたいなことなんないでしょ?と同じで、統一しようなんていうそんな壮大なことは考えないんだけど、商鞅の本には出来るよって書いてある。そこまでやったらできるぜって書いてある。


ヤンヤン:フレームワーク、今風で言うと。こういう誰も思いつかなかったから、でも始皇帝はそれを見て天下統一っていうことが出来るかも知れないんだっていう風に思って、それを最初に実行したと思いますよ。


樋口:そこまでのイメージが出来るのが凄いな。


ヤンヤン:だから今でいうと、今で言うと適切かどうかわからないですけど世界統一ですよね。世界統一って普通に考えたら出来ないじゃないですか。今にしても皆それぞれ違うし離れてるし。それを普通に出来るイメージ、持てる、というイメージを与えたのがやっぱ商鞅かもしれないですよね。


樋口:なるほどな。


ヤンヤン:だからぶっ飛んでるし。


深井:いやあね、民衆はホント大変だったと思うんですけど、結果的に本当に富国強兵が進んでいく。とにかく法律を平等に、偉い人でも農民でも平等に施行することによって、それまでの国は基本的には貴族とか氏族っていうんですけど、氏に族と書いて氏族を管轄して治めるっていう治め方をしてたのを、個人個人を国が管理するっていう時代に先駆けて突入するんですよ、秦が。


樋口:戸籍とかで。


深井:そう、ああそれも言ってます。国を管理する為には7つの数字が大事みたいな。それは人口と何々とみたいな事も書いてあるんですよ。2300年位前にですよ。


樋口:すげえな。


深井:そうなんです。


(笑)


深井:ていうのをやって、結果的にめちゃくちゃ国力が徐々に徐々に上がっていく。戦争に行くことによってしか、戦争に行かなかったら逆に罰せられるというかデメリットがあるっていう法律を定められてるんで。税金高くなるとかね。農業して戦争することにみんな、確かに集中していくんですね、結果的に。その結果本当に戦争強くなるし。だから白起将軍って神レベルで強い将軍いるんだけど、やっぱり兵士も強いんですよ、秦って。だから強いんです。


樋口:なんかアレっすね、デフラグというか最適化をしたんすね、国全部でね。


深井:そうです、そうです。


樋口:適材適所でパッパはめていって、考えないでいいやで考えさせなくて。


深井:やっぱりこれだけの大改革なんで、特にさっき言ったみたいに貴族の権力が落ちますよね。


樋口:ですね。


深井:だから凄い反発あったんですよ、これ。当たり前だけど。


樋口:権力下がるからですよね、勿論。


深井:イノベーションなんで、既得権益をぶっ潰していくことになりますんで凄い反発がありまして、一番最初に商鞅は魏という国で実は仕事をしてたんですよ。魏のナンバー2の下で働いてたんだけど、そのナンバー2の人が死ぬ時に、寿命で死ぬ時に、魏の王様に商鞅ってめちゃ天才がいると。商鞅って天才がいるからこの人採用した方がいいと。自分が死んだら代わりにこいつを引き立ててくれと。もし引き立てない場合は、この人が他国に行ったら
絶対に他国が強くなってしまうから、もう採用しないんだったら殺せって言うんですよ。


樋口:おうおう。


深井:けど王様その話聞かずにそんな訳ねえじゃんってなって、ほっとったんですよね。


樋口:はい。


深井:そしたらこの商鞅は就職活動で秦に行っちゃうんですよ。


樋口:あららら。


深井:さっきの人材獲得合戦で魏ってね、採用が一番下手くそな国で孫子も逃すしね、もう色んな人逃しまくるんですけど、商鞅も逃しちゃうんですよ。商鞅はそれで魏にいたのに、魏じゃなくて秦に就職面接に行って三次面接、四次面接して、そこで採用されていく。


樋口:かぁ〜、ロマンやね〜。


深井:その採用面接の時に商鞅が言ってるのが、この改革っていうのはめちゃくちゃ王様が本気でやってくれない限り絶対成功しないから、お前マジで覚悟しろよっていうことを言うんですよ。やるんだったらお前マジでやれよって言ってて、採用された瞬間にまず偉い奴全員集めろって言うんですよ。全員集めて全員の前でこれやるって言い切れって言うんですよ。王様も立派な人で解ってて、ちゃんと言ってくれるんです。みんなにね、わざと議論させるんです。商鞅と既得権益の貴族に議論をさせて何が正しいか、いや国はこうすべきだこうすべきだみたいなことを議論させた最後に、じゃあ商鞅の言を採用するって言ってみんなの前で宣言して。


ヤンヤン:その過程を踏んで彼の地位を確立させたんですよね。


樋口:そこ議論もしなかったら、王様が連れてきた訳わからん奴やなってなる。


深井:その施行する過程も色んな反発があって、2回に分けて大きい改革をしてるんですけど象徴的なエピソードがですね、王様の子ども、だから太子ですよね、次期王様ですよ。次期王様がルール破っちゃうんですよ。しかもそれって死刑のやつなんですよ。死刑のルール破っちゃうんですね。商鞅は王様以外全員に(法律を)適用するって言ってるから、このままいくと王子様を死刑にしないといけないってなっちゃう。


樋口:ヤバイ、ヤバイ。


深井:その時にやっぱ流石に、流石にちょっと次期王様だから、商鞅はたぶん死刑にしたかったんだけど死刑はちょっと王様も無理だってなって、その代わりこいつの教育係とこの人のなんか侍従みたいな人がいるんですけど、そいつの鼻を削ぐんですよ。本来そんなのもあり得ないんですよ。要は貴族の鼻を削ぐなんてことは、もうなんか反乱を起こした奴とか
本当に罪を犯した奴しかあり得ないんだけど、それで鼻を削いでここでね、商鞅、恨みをめちゃくちゃ買ってるんですよ。けどそれを見て国民は、まさか王子様が罪罰せられると思わなかったから、あの人本当にやるんだってなって。あ、この人の言うこと聞かないとマジでヤバいってなって、みんなきついけどいうこと聞く。本気なんだって分かって。


樋口:商鞅も見せたんですね、覚悟を。


深井:覚悟を見せて、もう命狙われるじゃないですか。狙われて結局、この人殺されますから、最後、


樋口:うわ〜。


深井:最後その王様が死んじゃって、その罰した太子が王様になった瞬間にこの人は殺されます。車裂の刑にされます。手足を馬車にそれぞれ繋いで、馬車が全方向に走って体が千切れるという刑にされます(笑)
その刑を定めたのこの人なんだけどね。その刑作ったのこの人なんですけど。


樋口:なんか悲しいっすね、なんか。やらなければ殺されないのにやって殺されるっていう。


深井:商鞅は死ぬけどシステムは残るんですよね。


ヤンヤン:今で言うと仕組作りってよく口にするじゃないですか。昔は当たり前じゃなかったですね。本当にそれぞれの貴族個人が「ああ、こいついいわ」或いは「こいつ俺の家族、血縁者だから引っ張ってこよう」みたいな、それが当たり前で。


樋口:ルールなく雰囲気と感覚と風習みたいな。


ヤンヤン:ですね、ある種腐敗してたところをみんな法の前で平等な仕組みを作って、組織全体を強くしていこうと。


深井:法の前で平等って概念ないからね、当時。法を作るだけじゃなくて運用するところに覚悟が必要ということを、一番わかってる人ですよね。これ本当に素晴らしいなと思う。会社でも全く一緒ですもんね。仕組み作ってもその運用にちゃんと経営者なり社員の覚悟がないと、全然出来ないですもんね。


樋口:それはめちゃくちゃ分かるっすね。


深井:そこを凄い強調した人、その人は。


樋口:ちなみになんでそんなに秦にばっかり優秀な人材が集まった?


深井:それは秦がさっき言いましたけど後進国だったからなんですよ、実は逆に。


樋口:ベンチャーだったから?


深井:ベンチャーだから。本当に秦の王様は歴代頭を低くして優秀な人を外国人でもバンバン採用してる。さっき言ったみたいにこれ外国なんで、商鞅も外国人なんですよ。僕たちが中国人とか韓国人を採用するのと同じ感覚。


樋口:しかも自分より下だと思ってるところもあるわけですよね?


深井:商鞅からしたら逆なんだけど、秦からすると中央の優秀な人達を、だから東京から地方都市がめっちゃ人材を呼んできて頑張って採用してる、みたいな絵ですよね。


樋口:そうか、そうか、逆か。


深井:はい。でいうのをやって非常に優秀な人達を外国人問わず雇っていくと。中央の人達は外国人をちょっと馬鹿にしてるんですよ。馬鹿にしてるから自分の自国の人達しか雇わないみたいなこと結構やってて。魏とかがだからやっちゃってるよね。


ヤンヤン:大企業ですよ。


深井:大企業。だから優秀人材ね、本当に悲しいほど逃しまくってる。めちゃくちゃ優秀な人達が一番最初魏に行きまくってるのに、あの孫子でさえそうなんですよ。バンバン逃して最後負けちゃうのが魏。


ヤンヤン:イノベーターを採用出来ないんですよね。


樋口:なるほど〜。要は安定して目に見えて成果を出したことがある、実績ある人しかたぶん雇えないとこもある。


深井:やっぱ血筋とか見ちゃってんだよね。


ヤンヤン:そうだね、東大しか採用しないとかね。


深井:そう、学歴とかいう感じの採用の仕方して、結局本当に優秀な人達っていうのを逃していくっていうのが魏ですね。


樋口:なるほど。いやいやいや。ちなみに商鞅ってキングダム出てるんすか?


深井:いや、100年前だから出れないんじゃないかな。


樋口:ですよね。


深井:話には出てくる。


樋口:そっかそっか。


ヤンヤン:李斯だよな。


深井:李斯。商鞅の意思を継いだキャラで、李斯って人が出てきますよ。


樋口:あ、そうなんすね。


深井:李斯は凄い重要人物なんですよ、実は秦にとって。


樋口:ふ〜ん。


深井:この後たぶん漫画でもだいぶでっかい地位を占めていくと思います。


ヤンヤン:もう出てる、出てる。


深井:出てる?


ヤンヤン:もう助言をしてる感じ。


深井:し始めてる?この李斯っていうのは商鞅の意思を多分に継いでる人です。法家なんで。同じ法家、同じ学派なんで。


樋口:いやいや、キングダムについて知りたい人が、全然キングダムに出てこない人の話をずっとしてるから、僕ら。


(笑)


深井:間違いない。


樋口:見た人ポカーンってなってるかと思ったんですけど。


深井:だいぶ前からやり過ぎてるね。


(笑)


樋口:でもキングダム楽しむためにこれが必要ってことですからね。


深井:こういう流れがあって李斯がいるんだなとかいう感じで読んでもらったら、面白いかなってちょっと思いますね。ちなみに商鞅は秦に採用された時、30歳代前半です。僕達と同じ位。


樋口:油乗り切りまくってる的な。


深井:いやでも若いですよ。それで当時の一千万人位いたかな?人口が。それぐらいの人達の生活が一変させる法律を作ってるんで、凄い影響力を行使するんです。30代前半で。


樋口:しかもオレずっと今普通に聞いてましたけど、1600万年前?


深井:いや、違う違う。


樋口:間違った、間違った、なんで万年つけんだ。1600年前?1600年前っすよ。


深井:いやもっと前ですよ。


樋口:もっと?


深井:もっと前、2300年前。


樋口:いや〜、当時の日本とかってだって弥生時代とかっすか?


深井:いや縄文。弥生と縄文。あ、縄文時代。


樋口:縄文とかなんかそれぐらいですかね。なんかもう中国やばいなっていう(笑)


深井:発達が早いよね。古代の中国は本当に。


樋口:いやあ。ということで、次回もよろしくお願いします。


深井:よろしくお願いします。

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